2019年11月の読書まとめ!読んだ本5冊のご紹介!

今年も残すところ後1ヶ月です。一年早すぎです。

あの米津玄師の紅白のlemonからもう一年かよ!!と驚愕しています。今年はKing gnuと菅田将暉とOfficial髭男Dismが出ると聞いてめちゃくちゃ楽しみにしてます。

 

完全に話題が違いますが、今月の読んだ本をまとめていきます。先月宣言してた10冊までは到達できませんでしたが、得るものは大きかったです。

 

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2019年11月版!読書記録

DEATH 「死」とは何か|シェリー・ケーガン

11月最初に読んだ本です。しょっぱなから超衝撃を受けました

この本を手に取った理由は、「死」という興味深いテーマと、仙人みたいな先生が教卓に座っている印象的な表紙が目を引き、面白そうだと思ったからです。

最初は宗教っぽい感じかなとか、こう生きれば死は怖くないという類の本だと思っていました。

 

これは完全に勘違いでした。

 

この本は、不可思議な「死」についての本質を、論理のみで解き明かしていきます。

僕は数学が好きでしたので、未知の「死」について論理のみで説明を試みるというテーマにとても興味をひかれ、バーーっと読んじゃいました。

しかもAmazonPrimeに入っていたら無料で読めますし笑

この本では、人間の精神などを全て物理的な反応とすることで、死んだ後は何もない、無の世界さえない、ただ消滅するという姿勢を貫きます。

死について考えたことがある人ならこういう考え方の人もある程度いると思いますが、ここからどう論理を発展させていくのか。それがとても面白かったです。

かなり衝撃を受け、感想を別で記事に書きました。気になる方は読んでみてください。

【死んだらどうなるか】死を"論理だけ"で説明する大学教授の本が面白すぎる【哲学】
こんにちは。今回はお悩み解決系とかの記事ではないです。 最近、「死」についての論理的な哲学書を読みました。 これです。 絶対誰でも、死んだらどうなるかについては興味があると思います。僕も小学生くらいの頃に考えたこと...

 

イシューからはじめよ|安宅和人

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白黒でスタイリッシュな表紙の、イシューからはじめよ。

イシューってなんだ???って思いますよね。

この本では、簡単に言えばイシューの定義を、

  • まだ決着がついていない
  • 根本に関わる問題

という2つの条件を満たすものとしています。

 

仕事をする中では、あるタスクについてやるべきことがたくさんあるでしょう。

研究に関してもそうです。

ですが、イシューがない仕事をしてしまうと、どれだけ質の良い結果を出したところで、生産性はそこまで高くなりません。

 

まずはどの問題を解くべきなのか、そのイシューの決定から始めることがとても肝心であるということです。

この本では、イシューを見極め、そしてまずは仮説を立て、それを検証して分析するといった、超効率的な解決方法のルートを見せてくれます。仕事や研究、勉強など、広い分野で役立つでしょう。

 

東大医学部在学中に司法試験にも一発合格した僕のやっているシンプルな勉強法|河野玄斗

頭脳王で優勝、司法試験合格、東大理科III類合格、さらにはジュノンスーパーボーイコンテストでベスト30にもなっている、別名「神の作りし最高傑作」こと河野玄斗の勉強法の本です。

 

内容は至ってシンプルで基本的です。目標から逆算した効率の良い逆算勉強法を主軸とし、モチベの上げ方、科目ごとの勉強する意義などが書かれています。

 

そりゃそうだよな、って思っても結構実践できていない人は多いと思います。また、自分なりの勉強方法を言語化するのは難しかったりします。この本には必ず抑えておくべきポイントが詰まっておりますので、本当に勉強方法がわからない!!って人は読んでみると新たな発見があると思います。

 

一億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました|トマス・J・スタンリー

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お金持ちになりたくて買いました笑

内容的には、お金持ちの人たちの傾向を分析して特徴を書いてく、といった感じなのですが、これなら金持ち父さん、貧乏父さんで事足りちゃうかな?と思いました。

金持ち父さん貧乏父さんとは、金持ちのためのバイブルとも呼べる本で、経済的に自由になる、裕福になるためのエッセンスが詰まった本になります。

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元々金持ち父さんを読んでいたので、あーなるほどね、といった感じでこの本はスラスラ進んで行きました。ある程度お金のリテラシーがある人であれば、そこまで優先度の高い本ではないと思います。内容は普通に面白いので、気になる人は読んでみてください。

 

いちばん優しい量子コンピュータの教本|湊雄一郎

僕は量子コンピュータの研究室に所属しているのですが、その全体像を俯瞰するために読んでみました。

量子コンピュータの入門者向けにとてもよくまとまっていると思いますが、やっぱりそもそものテーマが高度ですのでこの本だけでは深い理解はできないと思います。

まず量子力学の根本を理解している必要がありますし、新しい概念がぽんぽん登場します。本を読んでると、これはどうしてなの?と思うことが解説されていない、ということが多々ありますが、内容が高度ですので仕方がないことでしょう。

量子コンピュータの勉強について初めて触れる人が、さらっとイメージを掴むにはベストだと思います。

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まとめ

以上!僕が2019年11月に読んだ本5選でした。

今回はいろんな分野でした。途中読みのものが多いので12月分にまとめます!