東大大学院の工学系研究科の院試のTOEFLって、ITPとiBTがあるらしいけど、どっちを受ければいいんだろう…
こんな悩みにお答えします。
受けれるTOEFLには2種類ある!
一つ必ず注意しなければいけないことがあります。東大工学系研究科のTOEFLの院試は、2パターンあります。
どういうことか説明しますと、TOEFLにはそもそもたくさんの種類の試験があります。
その中で、TOEFL iBT と TOEFL ITP という2種類のテストがあり、この二つのうちどちらかを選択して解く必要があります。
じゃあ、どちらがいいのって話になると思いますが、まずは両者の違いについてご説明いたします。
大きく、
- 受験場所
- 受験日
- 費用
に違いがあります。
TOEFL iBT
まず、TOEFL iBTについてです。
受験場所
TOEFT iBTは、各地にある指定のテストセンターで受験します。
入試だからといって、東大のキャンパスで受ける訳ではないので注意しましょう。
受験日
ここが一番注意すべきポイントですが、
工学系研究科の院試本番に試験があるわけではない
です。どういうことか説明しますと、事前に自分でTOEFL iBTの試験を申し込んで、帰ってきた成績表を院試のスコアとして提出するという仕組みです。なので手続き忘れてると悲惨な事になります。
ただ、提出するまで何回も試験を受けることができるので、ハイスコアが取れる方にはおすすめです。
科目
科目はどちらを選択するかに置いて非常に重要なポイントです。
TOEFL iBTでは、
- リーディング
- リスニング
- スピーキング
- ライティング
の四分野に対して対策する必要があります。
注意すべきは、スピーキングの存在です。
留学経験がある方や、話し慣れている方にとってはいいかもですが、大抵の人はスピーキングが苦手なのではないでしょうか。
TOEFL ITP
次に、TOEFL ITPについてです。
受験場所
TOEFT ITPは、工学系研究科の院試当日に東京大学の本郷キャンパスに行って受験します。
TOEFL iBTと違い、事前にやる、と行っためんどくささがないです。
受験日
TOEFL iBTは、前述の通り工学系研究科の院試当日に受験します。
科目
TOEFL ITPでは、
- リーディング
- リスニング
- 文法
の三分野に対して対策する必要があります。
スピーキング、ライティングがなくなっている代わりに、文法が範囲に入ってきました。
ですが、よほどスピーキングに自信がない限り、圧倒的に文法の方が楽です。
結局どっちがいいの?
結論ですが、東大大学院の工学系研究科ではよほどスピーキングに自信がない限り
TOEFL ITPをオススメします。
理由は
- 文法の方が対策がしやすい
- 短期間で帰国子女並みにスピーキングをつけるのは無理
- TOEFL iBTは費用が高い
などです。
工学系研究科の院試は当日一発勝負ということで不安があるかもしれませんが、TOEFL ITPの方が確実に負担が少ないです。
以上、工学系研究科の大学院院試における両者の比較でした。
ぜひ参考にしてください。