東大の理科I類を受けてみたいけど、科目とか倍率とか、重要な情報が知りたいなぁ…
こんな悩みに答えます。
そもそも理科I類って?
東京大学には、入学する際に
- 理科一類
- 理科二類
- 理科三類
- 文科一類
- 文科二類
- 文科三類
の6つの科類の中から、自分の選んだ科類に願書を出し、受験します。
他の大学でいう、学部のようなものです。
ただ、正式に学部が決まるのは2年の後半からです。
理科I類は、理学、工学を学びたい学生向けの科類となります。
なので、他の大学でいう、理学部、工学部などと意識してもらえばひとまず大丈夫です。
詳しい東京大学の科類、学部のシステムについては、以下の記事をお読みください。
入試科目は?
東京大学の理科I類の入試には、
- 大学入学共通テスト
- 独自の二次試験
の二つの試験があります。
それぞれについてみていきましょう。
大学入学共通テスト
センター試験に変わって2021年1月から始まる新しいテストです。
新しいテストとは言っても、英語以外はそこまで大きくは変わっていません。
試験的に公式が出したテストを見ると、数学と国語に少し記述問題がプラスされた程度であることがわかります。
まだ始まっていないので確定はしていませんが、必要な科目が大きく変わることはないでしょう。
ただ、英語は大きく内容が変わるため、注意が必要です。
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今まで、センター試験では
- 英語(リスニングを除く)
- 数学
- 理科(二科目)
- 社会(一科目)
- 国語
が課されていました。
急な変更をすることは受験生の負担になるので、考えづらいです。
よって、科目自体は変わらないでしょう。
二次試験
東大の二次試験は2日かけて行われます。
配点は合計で440点、センター試験110点との合計550点満点で合否が決まります。
科目は、
- 英語
- 数学
- 国語
- 理科(二科目選択)
が課されます。
詳しくは下記をご覧ください。
定員は?
東大の理科I類の定員は、1108人です。
全体の定員が3000人ほどですので、東大生の3人に一人は理科I類であることになります。
実際、大学内で石を投げたら理一に当たる、と言われるほど理科I類の割合は高いです笑
大学に入学したらかなりのマジョリティになります。
倍率は?
東大の理科I類の倍率はおよそ2.5倍です。
5人受けたら2人がうかる計算です。
受験者全体の、上から3分の1に入れるように勉強しましょう。
必要な勉強時間は?
東大の理科I類に合格するために必要な勉強時間は
4000時間
と言われております。
ただ、効率化することで、必要勉強時間は減らすことが可能です。
また、4000時間勉強したからといって必ず合格できるわけではありません。
まずは、効率的な勉強法をしっかりと身につけましょう。
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