数検1級って難易度高そう…
どう対策すればいいんだろう…
こんな悩みにお答えします。
数検1級の難易度とは…?
この前、数検1級を受けてきました。まだ合格発表前ですが、おそらく受かったかな…?といった手応えです。
この前正式に合格が発表されました!やったー!
今日は数学検定です!
行ってきます— ふなはし (@byebye_gariben) October 27, 2019
三大検定のうちの一つなのに、英検・漢検よりもかなり知名度の低い数検。
英検1級持ってる!って人や、漢検1級とった!って人はたまーに聞くかもしれませんが、
数検1級持ってます!
って人はなかなか聞かないですよね…
また、数検1級のイメージとして、めちゃくちゃ難易度が高そう...って思ってる人が多いのではないでしょうか。
あんまり馴染みがないのでイメージがしづらいのも当然です。
事実、数検1級の合格率は10%程度です。
英検・漢検の1級と大体同じくらいの合格率となります。
合格率で見れば、かなり難易度の高い試験だと言えるでしょう。
それなら、本番の問題の難易度ってやばそう…と思ってみてみたのですが、実はごく一部の天才しか解けない雲の上の存在ではなかったです。
実際に出題される問題の難易度は、大学数学の基本的なレベルです。
めちゃくちゃ捻った問題とかもほとんどなく、基礎レベルの確認といった程度なので、圧倒的な数学力とかがなくてもなんとかなります。
もちろんたまーにめちゃくちゃ難しいの出ますが、基礎力つけておけば合格点は取れます。
センター試験の問題が大学の範囲まで広がり、更にもう少し簡単になった程度の難易度だと思ってもらって大丈夫だと思います。
対策法!
まず、数学検定1級の範囲を知っておきましょう。
- 線形代数学
- 微分積分
- 確率統計
- 複素関数
- 微分方程式
この辺が範囲となります。いずれも基本的な問題が出る傾向にあります。
そのため、理解しやすくて有名なマセマシリーズでの対策をお勧めします。
線形代数学
マセマの線形代数学です。わかりやすく基本的な概念をイメージできるのでお勧めです。
微分積分
マセマの微分積分です。これ以上のことはほとんどでないため、これやっとけば大丈夫です。
確率・統計
マセマの統計学勉強すれば大丈夫です。
複素関数
複素関数は結構癖があって個人的に理解が難しかったです。マセマ使ってイメージしやすくしましょう。
微分方程式
常微分方程式のみで大丈夫です。基本的な部分をしっかり身につけましょう。
その他やっておきたいもの
数学検定1級対策のための問題集です。
僕はこれで数をこなして、パターンをひたすら叩き込みました。結構実力ついたと思います。
マセマ読んでイメージつける→問題集、過去問
の流れが最適だと思います。
フォローしておきたい!数検情報
Twitterにて数検対策の情報を発信しているアカウントがあります。
「数検1級対策」さんは、こんな感じに過去問や、自作の問題の解答をツイートしています。
2次
微分方程式
トムとジェリーの追いかけっこ pic.twitter.com/Fx7kvEcJxx— 数検1級対策 (@MnMeeBEoAyQbAoP) October 26, 2019
情報収集にもモチベ維持にも、フォローオススメのアカウントです!
まとめ
数検1級は対策すれば怖いものではありません。
高校数学がある程度できる人であれば、3ヶ月くらい頑張ればおそらく合格可能レベルに到達可能です。
就職にめちゃくちゃ有利になるような資格ではありませんが、腕試しにでも、趣味ででも試してみてはいかがでしょうか?